お知らせ
2023.03.26
花粉症と腸内環境‥
今年は花粉の飛散量が非常に多い模様です。
春の花粉はスギ、ヒノキ、ハンノキ、イネ科などで風が強く空気が乾いた日が要注意です。
花粉症は日本人の3~4人に1人が発症しているという国民病で今なお増加し続けています。
鼻が詰まり目が痒くなると毎日の仕事や勉強などに集中できなくなります。
花粉症を引き起こすものは約60種類あり ご自分の感受性を把握しておくと対策ができます。
当院では花粉症の診断、アレルゲン検査(血清特異的IgE抗体検査)、治療をおこなっています。
また花粉以外のアレルゲンとして家ダニ、ハウスダスト、エアコンや水回りのカビなど‥や
食物(牛乳、卵、エビ、カニ、穀類:米、小麦、肉、魚など)も血液検査で調べることができます。
〇花粉症を悪化させないための対策としましては‥
①バランスの取れた食事をする(脂肪分の多い肉や刺激の強い香辛料は控えましょう)
②アルコールを控える (鼻粘膜を充血させ浮腫みが強くなるので飲み過ぎに注意しましょう)
③タバコを控える (鼻腔や気道の粘膜を刺激して呼吸が苦しくなるため禁煙しましょう)
④適度な運動をして良質な睡眠をとる(疲労をためない生活習慣を身に付けましょう)
〇花粉症は免疫機能の異常(免疫応答のバランスが崩れた過剰な免疫反応)により発生します。
免疫機能の60%は 腸 に集中していますので腸内環境を整える(善玉菌を増やす)ことにより
正常な機能を保ち花粉症の発生を抑えることが可能になります。
花粉症に悩んでいる方は ご自分の食生活や腸の状態 を見直してみましょう。