お知らせ
2022.06.13
ワクチン接種の今後‥
海外の統計によりますと現行のコロナワクチンは3回目の接種から5か月経過すると発症予防効果が
ほとんどなくなることが示されました。
また6月10日より外国人観光客の受け入れが再開され新種の変異株が持ち込まれる可能性もあるため御自身の免疫力を高めておくためには ワクチンの追加接種が必要 と思われます。
【4回目ワクチン接種の目的】
1.低下した発症予防効果を再度回復させる。
2.重症化防止効果を高める(3~4倍まで増加)。
【4回目ワクチン接種の対象者】
3回目ワクチン接種から5か月が経過した
1.60歳以上の方。
2.18歳以上で基礎疾患を有する方。
基礎疾患;慢性の呼吸器病(慢性気管支炎、慢性肺気腫、気管支喘息、副鼻腔気管支症候群など)、慢性の心臓病(高血圧を含む)、糖尿病(インスリン注射や経口薬で治療中の方)、慢性の肝臓病、血液の病気(鉄欠乏性貧血は除く)、睡眠時無呼吸症候群、肥満(BMIが30以上の方)、治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍、ステロイドや免疫抑制剤などを服用されている方(膠原病、潰瘍性大腸炎など)
【当院でのワクチン接種】
当院では引き続き ファイザー社製のワクチン を使用します。(3回目接種、4回目接種)
ワクチン接種日:月曜日 ~ 金曜日の夕方
3回目の接種がまだ終わっていない方は早めに受けておきましょう。
接種を受けてから抗体が出来るまで10日~14日ほどかかります。
【予約方法】
ワクチン接種をご希望の方は福岡市のホームページ(予約専用サイト、接種コールセンター)より
予約をお願い致します。
当院かかりつけの患者さんで予約の枠が空いていない場合は来院時にお問合せ下さい。
【ウイルスとの共存 ‥ 国内の展望】
コロナウイルスはインフルエンザウイルスに取って代わる存在となってきました。
現在国内では新型コロナ用の抗ウイルス薬や国産ワクチンの最終治験をおこなっており
インフルエンザワクチンと同様副反応が極めて少ない不活化ワクチンの定期的予防接種の実用化を
目指しているグループでは今年秋の承認を目途に最終段階の臨床試験を進めている模様です。