お知らせ
2021.09.20
便秘や痔、下血 ‥ 大腸内視鏡検査の検討を
○食事をすると食べた食事内容にもよりますが胃の中でおよそ4時間から12時間で消化され小腸で栄養素が吸収されて最後に大腸で水分が吸収され残った老廃物が24~40時間後に便として排出されます。
ただ胃の消化能力、腸の吸収能力や運動には個人差(ライフスタイルや好みの食事内容;肉食系、草食系;睡眠の質なども影響)があり 便秘の感じ方 も人それぞれです。
○便秘型の過敏性腸症候群はストレスなどが原因で起こる現代病でストレスがなくなると症状は軽減されますが、ライフスタイルを急に変えることは困難ですので日常生活上、息抜きをしたり補助的に内服薬を服用してある程度のストレスとは上手く付き合いながら生活せざるを得ないのが実情です。
○便が出にくい、便に血が混ざるなどの症状がある方は単なる便秘や痔(いぼ痔や切れ痔)以外に
大腸がん(がん年齢:40歳~)や 潰瘍性大腸炎という特殊な腸炎(13歳~) の可能性があります。
○最近、若い人に潰瘍性大腸炎(便に血が混じる、左側の腹痛がある)の患者さんが増えてきました
ので気になる方は早めに大腸内視鏡検査を受けて腸の健康状態を調べてみましょう。
○検査をご希望の方はまずお電話(092-292-8703)でお問合せの上、検査前の診察にお出で下さい。診察後にご希望の検査日程を決めた上で必要な前処置薬(下剤など)をお渡しします。
※大腸内視鏡検査費用(診察費、前処置薬、麻酔費用などを含む:組織検査の個数により):
1万2千円 ~ 1万7千円程(3割負担の場合)
〇なお、カプセル大腸内視鏡検査につきましてはコロナの影響等より現在はおこなっておりません。