お知らせ
2025.02.01
鼻呼吸‥体調管理のポイント
日本人の実に2人~3人に1人は何らかの鼻炎がありコロナ後のマスクの着用やストレスなどにる“隠れ酸欠”の人が最近増えています。
体内の酸素と毛細血管の血流が不足すると足の冷えや動悸、息切れさらに胃腸機能の低下(胃もたれ、胃酸の逆流、消化不良、便秘)、睡眠障害など私たちのからだには様々な不調や不具合が生じてきます。
鼻は吸い込む空気に適度な湿度と温度を与え空気中の細菌やウイルスを鼻腔内の線毛や粘膜に吸着させて
気管支や肺を保護します。鼻の奥は脳の底部に接しているため 鼻呼吸 により脳が過熱することを防ぐことも出来ます。
鼻がつまったりいびきをかいたりして鼻呼吸が不十分となり口呼吸の状態が続くと 夜間熟睡出来ず
免疫力が低下して胃腸障害(食欲低下、下痢や便秘)、頭痛、めまい、ふらつき、息切れ、イライラ、
集中力の低下、気管支喘息の悪化などを引き起こすことになります。
4-4-8呼吸 : ①眼をつぶり全身の力を抜いて鼻から4秒間かけて息を吸う。
②4秒間息を止める。
③鼻または口から8秒~10秒間かけてゆっくり息を吐く。
この時お尻をキュッと締めると効果的です。
この呼吸法はゆっくりと息を吐くことで血液中の酸素濃度が上がり副交感神経の活動が高まり
血圧を安定させたりリラックスして寝つきを良くすることが出来ると言われています。
この呼吸を毎日意識して過ごすと快眠、快食、快便の快適な生活を送ることができるでしょう。
ただ鼻炎が強くうまく鼻呼吸が出来ない方は鼻呼吸が楽になり酸素が体中に巡る薬を使用することで
体調を整えることが出来ます。